はじめまして!FIN naviのKiviです🇫🇮
今回は、フィンランドでの仕事の探しの方法について注目し、詳しく解説していきます!
昨年(2023年)の8月から開始されたフィンランドワーキングホリデー、まだまだ情報が少なく、仕事探しにあたって不安な方が沢山いらっしゃると思います。本記事では、現在フィンランドワーホリ中で、仕事探しを始めて2週間で職を見つけることができた私が、徹底的にフィンランドでの仕事探しの仕方を伝授します!
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フィンランドワーホリに関する質問やご相談など一つ一つ丁寧にお答えできればと思います☺️
フィンランドのお仕事事情
仕事探しの方法について触れる前に、まずフィンランドの仕事事情についてお話します。
フィンランドは、フィンランド語を公用語としており、普段の生活ではフィンランド語を使います。日本食レストランや外国の料理のレストラン、観光客向けのレストランでは、フィンランド語を話さない英語話者のウェイターをよく見かけます。観光地などの海外観光客が多い場所や業種であれば、フィンランド語が話せなくても英語のみで仕事を見つけることは可能です!
フィンランドの飲食店のアルバイトとしての平均給料は、他のワーホリがメジャーな国、オーストラリアと比較すると低いと思います。飲食店の平均給料は職種によっても異なります、飲食店でのウェイターの給料は12~14ユーロが一般的であると感じました。(個人と雇い主の交渉で決まることが多いです。)
フィンランドでワーホリが認められているのは、EU各国を除いて、日本・ニュージーランド・オーストラリアの3ヵ国のみです。フィンランドでワーホリは珍しく参考にする情報量が少なく、雇用主も慣れていない場合が多いため、仕事探しは少し挑戦的なことかもしれません。ですが、フィンランドで働き滞在する経験を得られるのが、ワーキングホリデーのビザです!
この記事が、みなさんのフィンランドワーホリを円滑に進めることの役に立てれば嬉しいです!
仕事探しを始める前に
準備しておくこと
フィンランドで仕事を探すにあたって、必要なものが3つあります。
・CV/履歴書
・カバーレター
・ある程度の英語力orフィンランド語を学びたい意欲(基本的なコミュニケーションややり取りができるくらいあれば大丈夫だと思います)
以上がフィンランドで職を探す時に、必要になる3点です。
① CV/履歴書
仕事探しの前に準備しておくべきこと1つ目は、CV/履歴書です。
履歴書は英語でレジメ(Resume) もしくは、 CV (Curriculum Vitae)と呼ばれます。
一般的にフィンランドでは、履歴書の提出は紙ではなくデジタルで求められることが多いです。仕事を応募する前に、デジタルの履歴書を用意しておきましょう。
といっても、自分で一から履歴書を作るのはとても大変です。そのため、テンプレートに自分の情報を入れ込むだけで、履歴書が作れるサイトを使うことをおすすめします。フィンランドでよく使われているのは、欧州連合(European Union)が提供しているEuropass CVというサイトです。
応募先は、たくさん送られて来る履歴書の中から面接に進めたい人を選ぶので、会ってみたいと思わせるような自身の魅力を存分に入れ込んだ履歴書を作成しましょう!
②カバーレター
仕事探しをする前に準備するべきもの2つ目は、カバーレターです。
ここで言うカバーレターとは、履歴書に同封する送付状・添え状のことを指しています。しかし、日本語の送付状・添え状とはかなり役割が異なります。
履歴書には、一般的に志望動機や自己PRを書く項目がありません。志望動機や自己PRを記載し企業側に伝えるのが、カバーレターの役目です。そのため、カバーレターは重要な選考材料となり、応募者多数の場合、カバーレターの内容によって、履歴書を見るか見ないか判断される可能性もあります。
そのためカバーレターでは、採用担当者がもっと知りたい!面接に呼びたい!と思ってくれるように、礼儀正しく自分の熱意を伝えましょう!
③ある程度の英語力orフィンランド語を学びたい意欲
仕事探しをする前に準備するべきもの3つ目は、ある程度の英語力orフィンランド語を学ぶ意欲です。
職種や職場によってどの言語でどれくらいの言語力を求められているかは異なります。
しかし、仕事を応募し採用され働くまでのすべてのプロセスで、英語orフィンランド語になります。英語、もしくはフィンランド語で面接までのやり取りや面接で受け答えができるように、準備しておきましょう!
また、英語で仕事を探した場合に、履歴書や面接時にフィンランド語を学ぶ意欲を示すと、企業側に好印象を与える一つの要素になるでしょう!
飲食店で働きたい場合:取得しておくべき資格
飲食店/お酒を提供する店で働きたい場合に、持っておくべき資格が2つあります。
・Hygieniapassi(食品衛生資格)
・Anniskelupassi(アルコール取扱資格)
*アルコール飲料の提供をしない仕事の場合不要
飲食店の求人の多くが、この資格を取っていることを条件に設けているので、仕事探しを始める前に取っておくと仕事探しが楽になると思います。
両資格とも、フィンランド語のみでなく英語での受験も可能です。難易度は比較的易しいため、知識を付けたらすぐに合格することができると思います。
仕事を探す方法
ここでは、どうやったらフィンランドで仕事を探すことができるのか、仕事探しの方法について解説していきます!
仕事探しの方法は、以下の5つが挙げられます。
1. 求人サイトを利用する
2.Facebookのコミュニティグループを使う
3.気になるお店にメールや直接連絡
4.知り合いや友人に紹介してもらう
5.直接足を運ぶ/CV(履歴書)を配り歩く
Ⅰ. 求人サイトを利用する
仕事探し1つ目の方法は、求人サイトの利用です。
この方法が1番簡単に、働き手を募集している会社に辿りつくことができる方法です。
自分のスキル(英語しか使わない職場など)やエリア、職種などを設定し、条件検索をすることができるため、1番便利な方法です!
フィンランドには数えきれないほどの求人サイトが存在しますが、特に有名な求人サイトを3つ挙げます。
・TE-palvelut
・Job Market
・Duunitori
渡航してからすぐに働き始めたい場合は、日本にいる間に求人サイトを使って仕事を探し応募するのも手だと思います!
Ⅱ. Facebookのコミュニティグループを使う
仕事探しの2つ目の方法は、Facebookのコミュニティグループの利用です。
フィンランドでは、Facebookがメジャーなアプリなので、求人や賃貸情報をシェアしている現地コミュニティグループがあります。
求人サイトで仕事探しに苦戦した場合は、Facebookのコミュニティグループを活用するのも一つの手だと思います。
*しかし、Facebookでは極稀に本当は存在しない仕事や偽の求人が載っていることがあるので、気をつけて利用することをお勧めします。
Ⅲ. 気になるお店にメールや直接連絡
3つ目の方法は、気になるお店にメールや直接連絡を取るという方法です。
街歩きしている中でお気に入りのお店を見つけた、もしくはSNSで働きたい理想のお店がある!そういう方は、直接そのお店にメールをしてみたり、そのお店がInstagramやFacebookなどをやっていたらメッセージを送ってみるのも手だと思います。
求人サイトに求人情報を乗っけていなくても、運よく働き手を探しているということもあるかもしれません。求人サイトにあがっていないからといって諦めず、連絡をとってみましょう!
Ⅳ. 知り合いや友人に紹介してもらう
4つ目は、知り合いや友人に紹介してもらう方法です。
フィンランドはコネ社会だということをよく耳にします。人からの紹介は本当に強いです!
周りにフィンランド人の知り合いや頼れる人がいるのであれば、自分が仕事を探している旨を伝え、働き手を探しているところはないか聞いてみましょう!
Ⅴ. 直接足を運ぶ/CV(履歴書)を配り歩く
5つ目の方法は、直接足を運びCVを配り歩くことです。
実際に働きたい場所に足を運び、求人をしているか、履歴書を配り歩く、そのような手段もあります。
求人情報を出していなくても働き手を求めている場所はたくさんあります!
Ⅰ~Ⅳの方法を試しても、なかなか採用通知をもらえなかったり、返信が返ってこない場合があります。この方法であれば、文面ではなく直接自分を売り込みにいくことができるため、お店や従業員の雰囲気をその場で確認できると同時に、印象が良ければ面接に進める場合もあります!
効率が良い方法ではないですが、オンラインでは応募しても連絡なしにバッサリ切られたりすることも多いので、お店の人の反応を直接見れる点では、確実性は高いと思います!
仕事探しのコツ
Ⅰ.狙い目の時期を熟知する
常に求人を募集しているところもありますが、仕事の求人には波があります!
冬の仕事(12月ー3月)と夏の仕事(5月ー8月)が開始される前は求人が多くなります!
フィンランドは冬限定の仕事が多く存在します。フィンランドはクリスマスを盛大に祝うので、特に12月はクリスマスの関連の仕事の求人が増えます!また、スキーなどウィンタースポーツが盛んなので、スキーリゾート関連の仕事もしくはスキーリゾート周辺の飲食店などは狙い目だと思います!フィンランドの学校にはスキー休みがあるくらいなので、そういった仕事の需要は高いです。
そういう場所は、冬限定で営業していることが多いため、一時的な仕事のポジションを募集しており、最長1年と限られているワーホリにとっては探しやすくぴったりかなと思います!
また、フィンランドでは夏限定での仕事も多くあります。例えば、アイスクリームショップや市場の販売員などです。フィンランドでは夏の休暇を長く取る人も多くいます!なので、夏限定で募集している仕事もよく見かけます!
だいたい季節限定の仕事は、その仕事が開始される2・3カ月前から求人で沢山出てくるようになるので、数カ月前から探しておくことをおすすめします!
つまり、フィンランドの人たちが休暇を取って遊ぶ先に学生やワーホリの人たちにとっての職の需要があるってことです。
Ⅱ. とにかく数当たる!
ワーキングホリデーで仕事を探すコツ2つ目は、とにかく数をあたること!
即戦力を重視されるため、語学力や経験を見られ、何十件応募しても採用にも面接にすら進めないこともざらにあります。
とにかくいろんなサイトや方法を活用し、数多く当たってみる!応募してみないことには、採用にはありつけないません!当たって砕けろ精神でいきましょう!
Ⅲ. 自分の中で優先順位を明確にしておく!
とにかく数を当たる前に、3つ目のコツとして、自分の中で優先順位を明確にしておくことも大事です!
ワーホリで仕事を探す中で、なかなか仕事を見つけることができなく、稼ぎがないと帰国の可能性もあると、焦りで自分を見失うことがあると思います。
なぜ自分がこの国でワーホリをするのか?ワーホリをする中で、理想的な環境はどういうところなのか?そしてどこまでなら妥協ができるのか最低ラインを明確に定めておくことが必要だと思います。
仕事がなかなか見つからない場合、いつまでに見つからなかったら、一つ条件を妥協して探す範囲を広げよう!などの、優先順位を定めておくことで情報量の多い求人サイトをうまく活用して仕事探しをすることができると思います!
Ⅳ. 自分の得意なことや自分にしかできないことを考える!
4つ目のコツは、自分の得意なことや自分にしかできないことを考えることです!
あなたが英語を喋れる人であっても、フィンランド語を喋れる人であっても、フィンランドではそれが当たり前になります。
フィンランド人の多く(特に若い人)は、英語を流暢に話せる人が多いです。フィンランドではフィンランド語が公用語なので話せることを求められる場所も多くあります。
逆に、今この記事を読んでる言語、日本語は?
フィンランドで日本語話せるのは希少価値が高くなります。
こんな風に、海外に出てみると自分にとっては当たり前のことに需要があったりするかもしれません。
一度、フィンランドという土地で自分をどう売り込めば採用したくなってもらえるか?自分にしかできないことは何か?自分が得意だと思えることはなにか?フィンランド視点で考えてみてください!
そしたらきっと採用する側も雇いたくなって、仕事が見つかると思います!
フィンランドワーホリ仕事探し:まとめ
今回はお仕事探しの方法とコツについて解説しました!
タイミングや運もあるお仕事探しですが、探し方にはいろんな方法があるので、一通り試してみて、自分に合った探し方を見つけてください!
きっと絶対に見つかります!だから諦めないで!
皆さんのワーホリ生活が良いものになりますように、応援しています!
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