はじめまして!FIN naviのKiviです🇫🇮
今回は、フィンランドワーホリのビザ申請方法について詳しく解説していきます!
昨年(2023年)の8月から開始されたフィンランドワーホリ、まだまだ情報が少なく、ビザの申請にあたって不安な方が沢山いらっしゃると思います。本記事では、フィンランドワーホリのビザの申請方法を詳しく解説していきます!
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フィンランドワーホリに関する質問やご相談など一つ一つ丁寧にお答えできればと思います☺️
フィンランドワーホリビザの概要
まず初めに、フィンランドのワーホリビザの概要を説明します。
フィンランドは日本へのワーホリビザの交付を昨年(2023年)の8月1日から開始しました。フィンランドが交付するワーホリビザは、18歳から30歳までを対象としており、最長1年間の滞在を認める制度です。
いまのところ、ワーホリビザの発給枠に制限はありません(参照:https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/working_h.html)。
ビザの申請は紙媒体とインターネットでの申請の2つの方法があります。
申請にかかる時間 | 申請費用 | |
紙媒体での申請 | 2~3ヶ月 | 480€ |
オンラインでの申請 | 1~2カ月 | 380€ |
紙媒体はビザ申請額も申請にかかる時間もインターネットに比べてかかる為、ここではインターネットでの申請方法について取り扱います。
ビザ申請をする前に、フィンランドワーホリには何点か条件があります。
- 有効なパスポートを持っていること
- 過去にフィンランドのワーキングホリデービザを取得していないこと
- 滞在の主な目的が観光で、就労は付随的理由であること
- 申請時点で18歳以上30歳以下であること
- 被扶養者を同行しないこと
- 復路の航空券またはそれに相応する購入資金を所持していること
- 最初の3ヶ月の滞在に十分な資金があること (約 2,000 ユーロ/約33万円)
- 滞在期間中にフィンランドで有効な海外医療保険に加入していること
- 健康で犯罪歴がないこと
赤線が引いてある応募条件については、後に詳しく説明をしていくので、現時点で揃っていなくても大丈夫です!
*フィンランドワーホリビザに関する最新情報は、フィンランドの移民局のサイトが信憑性が高く確実なので、ビザを申請する前はそちらのサイトを必ず確認するようにしてください!
ワーホリビザの申請の流れ
まず初めに、ビザの申請の流れについてを時系列順に説明します。
Ⅰ. ビザ申請にあたって必要な書類の準備
Ⅱ. Enter Finlandへの登録
Ⅲ. Enter Finlandにて書類の提出・ビザの申請
Ⅳ. 大使館への訪問を予約
Ⅴ. 大使館へ訪問(週間)
大まかにこのような流れでビザの申請を行っていきます。それでは、一つずつ確認していきましょう!
Ⅰ. ビザ申請にあたって必要な書類の準備
ここでは、オンラインでビザの申請をする前に、揃えておく必要がある書類について説明していきます。
ビザ申請に必要な書類は、全部で5つ。
①パスポートのコピー
②証明写真
③銀行口座の残高証明書 (英語版)
④滞在期間中の保険登録の証明(英語版)
⑤申請国の証明書
1つずつ、簡潔に説明していきます。
①パスポートのコピー
まず1つ目は、パスポートのコピーです。
パスポートの有効期限が十分であるかを確認してください。期限が十分でない場合は、パスポートを更新しましょう。
コピーを取るのは2か所。
①自分の顔写真があるページの見開き
②入国スタンプ等のマーキングが付いている全てのページをコピー
コピーは必ずカラーで行うようにしてください!
②証明写真
2つ目は、証明写真。
証明写真のサイズは、パスポート用に使われる写真と同じサイズで、撮影から6カ月以内のものを使用するようにしてください。
証明写真に関して一般的なものと変わりないので特記することはないですが、フィンランド移民局が掲載している証明写真のガイドラインから証明写真の規定について詳しく知ることができます!
*移民局の提示するガイドラインには、縦4.7cm×横3.6cmと記述してあり、パスポートサイズの縦4.5cm×横3.5cmと少し違いますが、パスポートサイズの証明写真の提出で問題ありません!
③銀行口座の残高証明書(英語版)
3つ目は、銀行口座の残高証明書です。
これは、「フィンランドに入国してから最初の数ヶ月の生活費(2000ユーロ)・帰りの航空券代を買うだけの資金」があるかどうかのチェックに必要です。
フィンランドの移民局が設定するフィンランドに入国して最初の3ヶ月を不自由なく過ごせる額、2000ユーロが銀行の口座に入ってることを証明できる書類を提出する必要があります。
2000ユーロ=約33万円
それに加え、復路の航空券を申請時に購入していない場合(ワーホリ期間を終え日本に帰る際の航空券)、
その航空券を買える額のお金も上記の2000ユーロに加えて、銀行口座に入れておく必要があります。復路の航空券分の額は特に決まりはありませんが、フィンランドから日本の直行便の片道の飛行機が15~20万円するので、その分を最初の2000ユーロに加えて、銀行口座に入れておく必要があります。
つまり、
復路航空券を既に購入済 | 2000ユーロ(約33万円) |
復路航空券を未購入 | 2000ユーロ(約33万)+復路分(15-20万)=50-55万 |
レートの変動もあるので、目安よりも多めの額を入れておくと安心でしょう
ここで一番大切な注意点は、この残高証明書は「英語版」でなければいけないということです! 銀行によっては英語版の残高証明書発行に時間がかかる場合があるので、余裕を持って発行しておきましょう。
(銀行会社によっても異なるので参考までに、私は銀行残高証明書発行に1週間余りかかりました)
④滞在期間中の保険登録の証明(英語版)
4つ目は、滞在期間中の海外保険の登録を証明する書類です。
ビザ申請にあたって、フィンランドの滞在期間中すべての医療費がカバーされる保険に加入する必要があります。
フィンランド移民局のホームページには、どのような保険で、どれくらいの医療費がカバーされる必要があるかなどの要件の記述は見当たらないのですが、私(記者)がビザ申請を行った際に、下記のメールをフィンランド大使館の方から頂きました。
このメールでは、「医療費が最大12,000ユーロはカバーされる保険」である必要があると記述されていました。
フィンランド移民局のホームページは、そういった規定が説明されていないのですが、現に記者の私がフィンランド大使館の方からメールでこのような規定があるとメールをいただいたため、医療費が最大12,000ユーロはカバーされる保険に加入することをお勧めします。
▶おすすめの保険
著者の私が実際に利用したのは、AIG損害保険会社の海外留学保険・ワーキングホリデー保険。
日本の大手保険会社の海外長期滞在者向けの保険の中でも、リーズナブルな価格だったことが決めてでした。何かトラブルが起きた際に、年中無休24時間日本語でサポートしてくれるので、慣れない国でのトラブルも安心です!
私が実際に高熱で病院に罹った際も、迅速に対応してくださり安心しました。
保険加入の証明書は、加入した保険の内容・保険適用期間・保険加入者の名前(自身の名前)が記載された書類であれば大丈夫です!
また、保険加入の証明書も残高証明書と同様に、「英語版」でなければなりません!
⑤申請国の証明書
5つ目は、申請書を提出する国に合法的に滞在していることを示す書類です。
ものすごく複雑で難しいように聞こえる書類ですが、ビザを申請者が日本国籍・日本のパスポート保持者・申請時に日本に滞在の場合、特別に書類を用意する必要はありません。
この場合、①で提出した日本のパスポートが申請書を提出する国に合法的に滞在していることを示す書類としての役割を担ってくれると思います。
なので基本的に、この証明をするために特別に書類を用意しなくて大丈夫です!
Ⅱ. Enter Finlandへの登録
書類がすべて手元に揃ったら、次はEnter Finland でアカウントを作成・登録をします。
このプロセスが終わると、Enter Finlandのアカウント作成完了!
Ⅲ. Enter Finlandにて書類の提出・ビザの申請
Enter Finlandのアカウントが作成できたので、次はとうとう本格的にビザの申請をしていきます!
先ほど登録をしたEnter Finland をログインし、Homeの画面の状態から一緒に手続きを始めていきましょう!
詳細はフィンランド移民局の「General attachments」に沿って、事前に準備していた提出書類を提出
Ⅳ. 大使館への訪問を予約
Enter Finlandにてオンラインでのビザ申請が終わると、次は大使館へ訪問の予約をします!
提出した書類と身元が一致しているか、ワーホリビザを取得するのに適正か、また提出書類の確認がフィンランド大使館で行われる為、訪問することがワーホリビザ取得の大事な1つのプロセスです。
フィンランド大使館への訪問には事前予約が必須となります。事前予約はオンラインの申請が終えた後、自分で大使館にコンタクトを取る必要があります。オンライン申請が終えても大使館からは何も連絡は来ないのでご注意を!
以下の事項をすべて記載の上、メール(consulate.TOK@gov.fi)で申し込みます!
大使館の方が日本語ができる方とは限らないので、日本語と英語の両言語でメールを送ることをお勧めします。
・申請者名(パスポート上の表記で)
・電子メールアドレスと電話番号
・希望日時(違う日で複数日)
・要件:(ワーホリビザ取得にあたっての本人確認である旨を記載)
予約の希望日時は、なるべく多くの候補日を設けることが大事です!
というのも、フィンランド大使館が予約可能としている時間は、以下の時間のみです。
領事窓口受付サービス対応時間
月・火・木・金 09.00 – 12.00
水 13.00 – 17.00
大使館が空いている時間が限定されていることから、提示する候補日が少ないと、何度もメールを往復することになり、ビザ申請にかかる時間も長くなってしまい可能性があるからです!
V. 大使館へ訪問
ついに!いよいよ、フィンランド大使館へ訪問です!
フィンランド大使館への訪問には以下の書類を持っていってください!
・パスポート
・パスポートサイズの証明写真
・オンライン申請で添付した書類(口座残高証明書、保険加入証明書)の原本
・記入済みの申請フォームのpdfのコピー
・ビザ申請費用のレシート
実際に訪問で使用する書類はこのリストのうちのいくつかかもしれません。しかし、何か不備があった際に、もう一度大使館に来て身元と書類の確認を行うことになり二度手間になってしまうため、上記の書類を全て持っていくことをお勧めします。
持ち物の3つ目~5つ目は、Enter Finland のMy Applicationのページの「Application Data」にまとめて自分の提出した書類や支払いの領収書が添付されています!
大使館の方は、日本の方ではなくフィンランド人の方が対応してくれる場合があるので、その場合は英語になります。
大使館を訪問し終えたら、すべてのプロセスが完了!
あとはビザの審査承諾と、在留許可書が自宅に届くのを待つのみです!ビザの審査承諾から大体3週間以内には、在留許可書が手元に届くと思います!
ここまでお疲れ様です!
基本的に書類の不備がなければ、ビザの審査はほぼ承諾されると思うので安心を!
提出したビザの審査が現時点でどこまで進んでいるのかを確認したい場合は、Enter Finlandの「My Application」から進捗状況を確認することができます!
ワーホリ申請時の注意点
ここでは、フィンランドワーホリビザ申請にあたって、気を付けるべきポイントを4点お伝えします!
i ) ビザ申請日からビザ開始日は十分な時間を空ける
ii ) ビザの申請内容はしっかり見直す
iii ) 申請後はEnter Finland を定期的に確認
i )ビザ申請日からビザ開始日は十分な時間を空ける
注意点1つ目は、ビザの申請日からビザの有効期限の開始日は十分に時間を空けるということです。
十分な時間というのは、最低でも3ヶ月空けることをお勧めします。
というのも、オンライン申請時に設定したワーホリビザの開始日は、一度設定をしたら変更することができません。
ワーホリビザでの入国は、手元に在留許可カードが到着後に可能になります。在留許可カードが手元にあれば、ワーホリビザの開始日よりも前に入国することも可能です(旅行ビザの3ヶ月以内の範囲であれば)。
なので、ビザの有効期限は申請日から十分な時間を空けた日時に設定しましょう!
ii ) ビザの申請内容はしっかり見直す
注意点2つ目は、ビザの申請内容はしっかり見直すこと!
ビザ申請の各項目を見直さず、うっかり誤った内容で申請してしまうと、ビザ発給までに時間がかかることはもちろん、ビザが発給されない可能性もあるかもしれません。ビザ申請時の最後の画面に申請内容が表示されるので、きちんと見直しましょう!
iii ) 申請後はEnter Finland を定期的に確認
ビザ申請後は、移民局から追加書類を求められたり、書類の不備についてメールで連絡があるかもしれません。
しかし、何らかの理由で、移民局からのメールが送られない可能性もあります。ワーホリビザが承諾されるまでは、定期的にメールボックスを確認することはもちろん、自身のEnter Finlandに定期的にログインをし、ビザの進捗状況を確認しましょう!
Welcome to Finland!
手元に在留許可書が届いたら、フィンランド出国準備完了です!おめでとうございます!!
届いた在留カードは、フィンランド入国の時やフィンランド滞在中にも何度も必要になるので、無くさないように管理しましょう!また日本からフィンランドに渡航するときには、在留カードを預け荷物には絶対に入れず、パスポートと一緒にすぐ出せる状態にしておきましょう!(入国審査の際に提示が必要になります)
フィンランドワーホリまとめ
今回は、フィンランドワーホリのビザ申請方法とその流れ、注意点や費用について解説しました!
フィンランドのワーホリ手続きは、一つ一つ丁寧に流れに沿っていけば確実にワーホリビザを取得できると思います!
貴重なワーホリビザでフィンランドを楽しみ尽くしましょう!
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